冗談口
じょうだんぐち
名詞
標準
joke
文例 · 用例
女給達は、今来たばかりの常連らしいひどく冗談口を叩く男のまはりにみんな行つてしまつた。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
送り手の資格について六人の青年の間にしばらく冗談口が交わされた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
送りに来た書生さんたちはと見ると、まるでのんきな風で高笑いなどをしながら遠くから冗談口を取りかわしたりして、思い思いに散らばっていってしまった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
私達は下駄の上に泥の乗るのも忘れて、冗談口をたゝきながら毘沙門の裏通りへと折れ曲つた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
なんにも要らない、をとこ振りばかりでもよく生れたかつた、なあ治、と半分は私をからかふやうに呟いた次兄の冗談口を私は記憶してゐる。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
日頃の京吉は、友達の坂野よりも、むしろ細君の芳子の方へ、ペラペラと冗談口を利いていた。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
おら、いっそ死ぬべいか」 冗談口を利きながら、銀ちゃんは平気で飲んでいた。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
十七の年からもう二十年背負っているが、これで案外重荷でねと、冗談口の達者な男だった。
— 織田作之助 『競馬』 青空文庫
作例 · 標準
彼は冗談口で「世界征服を企んでいる」と言った。
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冗談口で言ったことが、まさか実現するとは思ってもみなかった。
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「冗談口を叩くなよ」と、彼は真顔で言った。
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