粗目
ざらめ異読 ザラメ
名詞
標準
granulated sugar
文例 · 用例
山の側面が削り取られたやうになり、そこから道までの間なだらかな傾斜をなして、やや赤味を帶びた、粗目の土が露出されてゐた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
床には粗目のズックようのものが敷いてあって、その上に不用な調度類が、白い埃を冠って堆高く積まれてあった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
そこには、姉妹の室で見たと同じ採光窓が床にあいていて、その上を太い粗目の金網で覆うてあった。
— 小栗虫太郎 『聖アレキセイ寺院の惨劇』 青空文庫
三幕目には客間の一部分丈けが開いてゐて、他は何か黒つぽい、粗目の掛布のかけてある屏風で隱されてあつた。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫
そうしてジャリッと粗目が歯に当るところは何ともいえないと此処の人は言っている。
— 佐々木邦 『ぐうたら道中記』 青空文庫
具足は、馬の皮の裏をわざと表につかって、それへ漆をかけた物であるから、粒漆が粗目に出て、渋い好みであった。
— 第三分冊 『新書太閤記』 青空文庫
」 成程、たらたらと漆のような腹を正的に、甲に濡色の薄紅をさしたのが、仰向けに鰓を此方へ、むっくりとして、そして頭の尖に黄色く輪取った、その目が凸にくるりと見えて、鱗のざらめく蒼味がかった手を、ト板の縁へ突張って、水から半分ぬい、と出た。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
天つ日の光もわすれ現身の色に溺れて、酒みづきたづきも知らず、酔ひ疲れ帰りし我を、酒のまばいただくがほど、悲しくもそこなはぬほど、酔うたらば早うやすめと、かき抱き枕あてがひ、衾かけ足をくるみて、裾おさへかろくたたかす、裾おさへかろくたたかす、垂乳根の母を思へば泣かざらめやも。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
作例 · 標準
この和菓子には、上品な甘さのざらめがまぶしてある。
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コーヒーを淹れるとき、いつもより少し多めにざらめを入れるのが好きだ。
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ざらめを使ったパンは、独特の食感が楽しめる。
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