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東西屋

とうざいや
名詞
1
標準
town crier
文例 · 用例
二十六やそこらで髭生やすのは東西屋だけや」「あ、お父ちゃん、お父ちゃん」 君枝はおどりあがっていたが、急に、「――お母ちゃん居たはれへんわ」 しょげた。
織田作之助 わが町 青空文庫
風に吹かれて佇み、見送っていると、向うから東西屋が来て、河童路地の入口で停った。
織田作之助 わが町 青空文庫
柳吉と蝶子が高津神社坂下に間口一間、奥行三間半のちっぽけな店を借りうけてはじめた剃刀店の売り出しの東西屋らしいと、きいて君枝にもおぼろげに判った。
織田作之助 わが町 青空文庫
「ひとつうちのお父つぁんの天婦羅の店の前で、景気ようやっとくれやす」 蝶子は東西屋に言ったのであろう、東西屋は今朝蝶子たちの店の前でやったのと同じくらい念入りに賑やかに口上を述べた。
織田作之助 わが町 青空文庫
東西屋が天婦羅をふるまって貰って、行ってしまうと、にわかに黄昏れて来た。
織田作之助 わが町 青空文庫
東西屋を雇って開店した朝、蝶子は向う鉢巻きでもしたい気持で店の間に坐っていた。
織田作之助 わが町 青空文庫
東西屋も雇わず、チラシも配らず、なんの風情もなくいきなり店開きをしたのだが、もうその日から、質札を売りに来た。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
九時頃になつて、東西屋の一団が、賑々しく出て行つてからは、家の中が一段と昂奮と活気とを呈した。
加能作次郎 世の中へ 青空文庫
作例 · 標準
昔、お祭りには東西屋が来て、にぎやかな口上を述べていたそうだ。
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東西屋の口八丁手八丁で、多くの客が引き寄せられた。
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東西屋の声が響き渡り、町行く人々が足を止めていた。
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