尻餅をつく
しりもちをつく
表現動詞-五段-カ行
標準
to fall on one's backside
文例 · 用例
(よろ/\と、寢殿に倒れかゝつて、簀の子の上に尻餅をつく。
— 菊池寛 『袈裟の良人』 青空文庫
バナナの皮を踏んだものは、大抵ツルリと滑べることになっているが、この紳士もその例に洩れずツルリと滑ったのであるが、尻餅をつく醜態も演ぜずに、まるでスケートをするかのように、鮮かに太った身体を前方に滑らせて、バナナの皮に一と目も呉れないばかりか、バナナの皮を踏んだことにも気がつかないようにみえた。
— 海野十三 『国際殺人団の崩壊』 青空文庫
」 と、がに股の吉、びっくりして、闇太郎に掴みかかるのを、突きとばして、尻餅をつく上へ、あびせかけるように、「三下!
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
――」 そういって硝子越しに、暗い外を透してみていた教授は、何に駭いたか、「呀ッ、これはいかん」といってその場に尻餅をつくと、大声に西一郎を呼んだ。
— 海野十三 『恐怖の口笛』 青空文庫
店員は呀ッともいわず、地上に尻餅をつくなり長々とのびてしまった。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
僕はズデンドウと尻餅をつくだろうと思った。
— 海野十三 『崩れる鬼影』 青空文庫
(おどりかゝるが、たちまち、ムウとうなつて尻餅をつく、ロクの突出したこぶしが鼻柱にあたつたのである)ちやうどそこへ、警官トラが、校長を無理に引つ張るやうにして連れてくる。
— ――または 海女の女王はかうして選ばれた―― 『道遠からん 四幕』 青空文庫
置き捨られた駕籠の主「ワ――ッ」と云って尻餅をつく。
— 国枝史郎 『村井長庵記名の傘』 青空文庫
作例 · 標準
急いで階段を駆け下りていたら、足を踏み外し尻餅をついてしまった。
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子供が初めてスケートボードに乗った時、何度も尻餅をついた。
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滑りやすい床で、彼はバランスを崩して派手に尻餅をついた。
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