清松
せいしょう
名詞
標準
文例 · 用例
オレは幸い房州小湊の産で、そこの海には八十吉に清松という二人の潜水の名人が居て、その技術は木曜島で見た潜水夫の誰よりも秀でているのをこの目で見て知っている。
— その六 血を見る真珠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
一つ八十吉と清松を仲間にひきいれて、真珠採りとシャレてみようではないか。
— その六 血を見る真珠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
さっそく密々に小湊へ走って、八十吉、清松両名に相談を持ちかけた。
— その六 血を見る真珠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
八十吉は二十八、清松は二十六。
— その六 血を見る真珠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
八十吉に清松はそれ程の深海まで裸で潜るのは不可能であるが、アワビ採りでは抜群の巧者。
— その六 血を見る真珠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
八十吉、清松も血気の若者、海に生れ、海に生きるからには、魔魚毒蛇の棲みかともはかられぬ遠く南海の底をさぐって、白色サンゼンたる大きな真珠を採ってみせたい。
— その六 血を見る真珠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
八十吉も清松も息綱持ちに各々の細君を使っていた。
— その六 血を見る真珠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
ポンプ押しには船員を代用することが出来るが、船頭の竹造と、八十吉の妻キン、清松の妻トクの三名はどうしても連れて行かねばならぬ。
— その六 血を見る真珠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫