集まり寄る
あつまりよる
動詞
標準
文例 · 用例
法螺の貝の音が聞え出すと共に、あちらの畑や、こちらの木蔭や、川にもやっていた舟の底なんぞから、一人、二人、三人、四人、続々と人間が首を出して来て、いずれもかなり不穏な面つきをしながら、おのおの両岸の法螺の鳴っている根拠を目指して集まり寄るのは、非常召集の合図を聞いた屯田兵のようです。
— 恐山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
そして山荘へ集まり寄る若者たちに、来るべき兵革を説いて、心の武装を植えつけていた時親でもある。
— 湊川帖 『私本太平記』 青空文庫