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遠侍

とおさぶらい
名詞
1
標準
guard house in a samurai style house (Kamakura period)
文例 · 用例
遠侍らしいところに、七、八人の家来が武者あぐらを掻いていた。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
内には遠侍のあなたより、遙か對屋に沿うて樓上樓下を照せる銀燭の光、錦繍の戸帳、龍鬢の板疊に輝きて、さしも廣大なる西八條の館に光到らぬ隈もなし。
高山樗牛 瀧口入道 青空文庫
瀧口はやゝしばし、詰と御顏を見上げ居たりしが、『久しく御前に遠りたれば、餘りの御懷しさに病餘の身をも顧みず、先刻|遠侍に伺候致せしが、幸にして御拜顏の折を得て、時頼身にとりて恐悦の至りに候』。
高山樗牛 瀧口入道 青空文庫
彼らにしたたか酒くらわせ、遠侍や廊の詰め所に、夢こんこんと結ばせているのじゃ!
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
いわゆる遠侍・遠|廏はその方面を守らせたものである。
柳田國男 地名の研究 青空文庫
それから十日ほどたったある日のこと、伝九郎が城へ上がって遠侍の前を通りかかると、不意に横合いから一人の武士が出てきて、どしんと突き当たった。
山本周五郎 だんまり伝九 青空文庫
兵馬は城中の遠侍で、近習番の者が四五人して辰之助の噂をしているのを聞いた。
山本周五郎 青空文庫
……きょうよりは、小次郎を、青侍にとりたてて、遠侍の間において、働かせいと」 これは、思いもうけない、恩命であった。
吉川英治 平の将門 青空文庫
作例 · 標準
鎌倉時代の武士の館には、遠侍と呼ばれる番所の役割を持つ建物があった。
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遠侍は、来客を迎え入れると同時に、警備の役割も果たしていた。
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歴史書を読み、遠侍の機能について学んだ。
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