寿老人
じゅろうじん
名詞
標準
god of longevity
文例 · 用例
修業が積んで来るに従って体は枯木のように瘠せ、眼は垂れて福禄寿老人のようになって来る。
— 田中貢太郎 『仙術修業』 青空文庫
大横幅著色寿老人一|掛寺僧|兆殿司の画ところなりといへども新様にして疑ふべし。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
甲「安田善次郎君よ、茶があるからおつな頭巾を冠つて、庭を杖などを突いて歩いて居る処は、恰で寿老人の相があります。
— 三遊亭円朝 『七福神詣』 青空文庫
町方で探ったところによると、蛭子三郎次、布袋の市若、福禄の六兵衛、毘沙門の紋太、寿老人の星右衛門、大黒の次郎、弁天の松代、これが彼らの名であって、弁天の松代が一党の頭で、そうして松代は美しい、若い女だということであった。
— 国枝史郎 『神秘昆虫館』 青空文庫
「なにさなにさ風だって吹く、どこかへ飛ばされて行ったんだろう」こう云ったのは爺むさい小男、他ならぬ寿老人の星右衛門。
— 国枝史郎 『神秘昆虫館』 青空文庫
故田口米作画伯が文晁の寿老人の画幅を愛蔵していたが、あるとき幼い令息が、件の画幅へ赤インキを垂らした。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
なるほどインキはほとんど消えたが、胡粉を塗った鶴の姿も寿老人の彩色もなんら異状がなかった。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
作例 · 標準
七福神の一人である寿老人は、長寿と幸福を司る神様として信仰されている。
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寿老人が連れている鹿は、玄鹿と呼ばれ、長寿の象徴とされている。
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正月の七福神巡りで、まずは寿老人が祀られているこのお寺にお参りしよう。
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