星天
せいてん
名詞
標準
文例 · 用例
そしてかく星天の美妙を歎称しつつありし彼の心に、あたかもアブラハムに向いて「天を望みて星を数え得るかを見よ」と告げ給いし如く、神はこの時この言を下し給うたのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
倏忽にして巨星天に在り。
— 泉鏡花 『芥川龍之介氏を弔ふ』 青空文庫
すごいんだなあ○ぢや、あそこが火星の天|文台ですかさうです 行つてみませう○御紹介します こちらが火星天文台の所長さんです僕 星|野テン太郎ですわたし 星野ニャン子よ僕は 星野ピチです○僕のお父さんは 地|球の天文台で研究してゐますこれはこれは ようこそ 星野さんは私よく存じてをりますあれつ?
— 火星探検―漫画台本 『小熊秀雄全集−22』 青空文庫
青海原の星天井で山のような浪また浪の中ですけに宜うがすなあ……四海浪、静かにてエー……という歌はここの事ばいと思いましたなあ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
そして両者の中間に気海と八つの星天(第六図、対一〇五頁)と及び水を容るべき測り難い空間を安置した。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
なぜかと言えば空間中にある星雲の数はかなり多いのみならず、またそれが星天の中を占める空間はなかなか大きなものでこれに比べては恒星の体積などは全く無に近いと言ってもいいほど小さなものだからである。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
鍛冶の祖トバルカインは、いそしみて、宏大の無辺都城を営むに、同胞は、セツの児等、エノスの児等を、野辺かけて狩暮しつゝ、ある時は旅人の眼をくりて、夕されば星天に征矢を放ちぬ。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
鍛冶の祖トバルカインは、いそしみて、宏大の無邊都城を營むに、同胞は、セツの兒等、エノスの兒等を、野邊かけて狩暮しつゝ、ある時は旅人の眼をくりて、夕されば星天に征矢を放ちぬ。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫