哲学書
てつがくしょ
名詞
標準
philosophy book
文例 · 用例
「古今の哲学書それ何物ぞ。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
欧州の政治史も読めば、スペンサーも読む、哲学書も読む、伝記も読む、一時間三十ページの割合で、日に十時間、三百ページ読んでまだ読書の速力がおそいと思ったことすらありました。
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
これらの所説の哲学史的の意義については他の哲学書に譲るほかはない。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
もしそうならば、宗教の経典や、或る種の哲学書のような、純粋の意味で芸術品と言えないものが、より純粋であるところの、真の芸術品たる美術や小説の類に比して、却って詩的であると言うことは不思議であり、認識上の混乱した矛盾になる。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
ある大衆作家は「新婚ドライブ競争」というような題の小説を書くほどの神経の逞しさを持っていながら、座談会に出席すると、この頃の学生は朝に哲学書を読み、夕に低俗なる大衆小説を読んでいるのは、日本の文化のためになげかわしいというような口を利いて、小心翼々として文化の殉教者を気取るのである。
— 織田作之助 『可能性の文学』 青空文庫
いくら神学を研究しても、いくら哲学書を読みても、われわれの信じた主義を真面目に実行するところの精神がありませぬあいだは、神はわれわれにとって異邦人であります。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
彼は何時も薄暗い部屋に閉ぢ籠つて、特に難解な哲学書に凝つてゐた。
— 牧野信一 『好色夢』 青空文庫
それに、凡そ書物といふものには、何んな書物にも、科学書にも、哲学書にも、小説にも、戯曲にも、断片的な感想にも、皆な人生が書かれてあるのである。
— 田山録弥 『私の考へてゐる事』 青空文庫
作例 · 標準
休日は、静かなカフェで哲学書を読むのが好きだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の部屋には、難しい哲学書がずらりと並んでいる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この哲学書は、難解だが、読み終えると新たな視点を与えてくれる。
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