割合
わりあい
名詞頻度ランク #2896 · 青空 2171 例
標準
rate
文例 · 用例
Aは割合聴いてゐる。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
文学を志望しながら、一向に進捗しないAとして、ありさうなこととは考へられても、然しAは猶、文学を諦めようとしてゐるのではないし、今は割合よく聴いてさへゐたのだ。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
私は前夜の飲過ごしでぐつたりして、少し卓子の割合には高過ぎる椅子に腰掛けて、煙草を喫つたり本を読みかけてみたり、と、急に思ひ出して此の日頃方々で受取つた名刺の整理をしたり、――要するに何の野心もなく、その日第一回の食事を済ましたばかりのところであつた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
「Mなんて、兎に角今の中学校なんかが猫のやうな善良さで押し通せる奴つたら、延膸が大脳の割合に発達してゐないで、大脳が一通り悪い意味のエゴイスチックな発達をした奴だ。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
異郷で迎えた正月も数ある中でどうしてこの武雄温泉とナポリと二つの正月が割合に鮮明な絵となって、そうして対幅のようになって残っているのか。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
しかしそういう点を高浜虚子氏に対して感ずる人は割合に少ないかもしれない。
— 寺田寅彦 『高浜さんと私』 青空文庫
父の長い留守の間に祖母と母と三人きりで割合に広い屋敷の中でのつつましい生活は子供心にもかなり淋しいものであったに相違ないので、この広くて淋しい家と、重兵衛さんの狭くて賑やかな家との対照が幼い頭に何かしら深い印象を刻んだのではないかと想像される。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
神楽殿の傍には、周囲六丈四尺、根廻りは二丈八尺、と測られた神代杉がそそり立って、割合に背丈は高くないけれど、一つ一つの年輪に、山の歴史の秘密をこめて、年代の威厳が作り出す色づけと輪廓づけを、神さびた境内の空気に行わたらせている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
作例 · 標準
出生率は年々減少する割合にある。
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この都市の失業者の割合は非常に高い。
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彼の作品は、その精密な描写の割合に驚かされる。
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標準
comparatively
作例 · 標準
彼の成績は、クラスの中でも割合良い方だ。
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この本は内容が難しいが、割合読みやすい。
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今年の夏は、例年に比べて割合涼しいと感じる。
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標準
contrary to expectations
作例 · 標準
彼なら簡単にできると思っていたが、割合苦戦しているようだ。
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渋滞すると思っていたが、割合早く目的地に着いた。
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新しいプロジェクトは、予想に反して割合スムーズに進んでいる。
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