殆どない
ほとんどない
表現形容詞
標準
hardly any
文例 · 用例
古代の国語では、母音一つで成立つ音が語頭以外に来ることは殆どないのであって、ただ「い」(i)と「う」(u)の場合に極めて少数の例外があるに過ぎない。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
「本名の河東茂生を本当に読んでくれる人は殆どないのです。
— 夢野久作 『怪青年モセイ』 青空文庫
娘の利発な思慮深い性質を充分信じていたので、その恋愛についても、危懼する必要は殆どないわけだったが、不運な想い出をもった母親にしてみれば、矢張り心もとなく思われたのであろう。
— 渡辺温 『或る母の話』 青空文庫
かくの如く、詩の目的は「生活の欲情」を訴えるのであって、「生活の事実」を描写するのでないからして、詩には、所謂「生活描写」というものが殆どない。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
然るに日本の国語には、この肝腎なアクセントと平仄が殆どないため、音律的には極めて平板単調の言語にできている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
実際、彼には、生来さうした行跡は殆どないと言つてもよかつた。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
この人も良い人であったけれども小普請|入になって、小普請になってみれば閑なものですから、御用は殆どないので、釣を楽みにしておりました。
— 幸田露伴 『幻談』 青空文庫
この人も良い人であったけれども小普請入になって、小普請になってみれば閑なものですから、御用は殆どないので、釣を楽みにしておりました。
— 幸田露伴 『幻談』 青空文庫
作例 · 標準
こんな簡単な問題、ほとんどないだろう。
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最近では、手書きで手紙を書く人はほとんどない。
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彼の能力を超える仕事は、ほとんどない。
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