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期中

きちゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
これでは、今学期中に、よそと試合できるようになるかどうか、疑問である。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
恋愛にも種々あります、幼時の初恋、青年期中年期の恋、その何れもが大部分自分の意識する処は、詩的感激、ロマンチツクな精神慾ではありますが、意識無意識にかゝはらず、その底には厳として、肉体的意慾が横はり、それが流露を遂げさせんとの自然の意志が実に緊密に加勢せられてあります。
岡本かの子 恋愛といふもの 青空文庫
タケシの成績は、高卒の同期中トップだった。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
三犯目の年貢を収めて、彼はつい昨日刑務所を出た許りであつた、彼の刑期中に誰の手からともなく、彼の考案とそつくりのブリキの舟が縁日に売り出されてゐるのを、彼はいま発見したのである。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
今度も刑期中に彼は三種の考案をしてきた、一つは『自動食器洗ひ』で他は『地引網の浮子の改良』と『魔法の折紙』と彼が名づけたものであつた。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
謡曲の第三期中毒者で、些しも危険の恐れのない発作症状を今現わしているところなのである。
夢野久作 謡曲黒白談 青空文庫
「何でもおれ達の任期中にやっ付けてしまえ、今度当選するかどうか分からないから」 と市会議員が相談したかどうか知らないが、こんな乱暴な工事をこう無暗に進行させるところを見ると、何だかそう思われてならぬ。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
これは明らかに東京市中の震災後の人気を物語っているので、殊にそれが、震災の影響を遠ざかった大正十三年前半期中の状態であるだけに、一層の興味を惹くのである。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫