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岩片

がんぺん
名詞
1
標準
rock fragment
文例 · 用例
ドドーン、ドドーン、ドーン、バラバラ、ドワーン 小林の頭上に、丁度、彼自身の頭と同じ程の太さの、滅茶苦茶に角の多い尖った、岩片が墜ちて来た。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
林の裾の灌木の間を行ったり、岩片の小さく崩れる所を何べんも通ったりして、達二はもう原の入口に近くなりました。
宮沢賢治 種山ヶ原 青空文庫
赤熱した岩片が落下して表面は急激に冷えるが内部は急には冷えない、それが徐々に冷える間は、岩質中に含まれたガス体が外部の圧力の減った結果として次第に泡沫となって遊離して来る、従って内部が次第に海綿状に粗鬆になると同時に膨張して外側の固結した皮殻に深い亀裂を生じたのではないかという気がする。
寺田寅彦 小浅間 青空文庫
厚さ一センチ程度で長さ二十センチもある扁平な板切れのような、たとえば松樹の皮の鱗片の大きいのといったような相貌をした岩片も散在している。
寺田寅彦 小浅間 青空文庫
降灰をそっとピンセットの先でしゃくい上げて二十倍の双眼顕微鏡でのぞいて見ると、その一粒一粒の心核には多稜形の岩片があって、その表面には微細な灰粒がたとえて言えば杉の葉のように、あるいはまた霧氷のような形に付着している。
寺田寅彦 小爆発二件 青空文庫
忽ち道は岩片の碎くるもの堆積するに遇ふ。
長塚節 草津行 青空文庫
而して道は岩片の碎せるもの之を埋み、泥土之を蓋ふる未だ乾かざるものあり。
長塚節 草津行 青空文庫
牧場の周囲に板状の岩片を積んだ低い石垣をめぐらし、出入り口にはターンパイクがこしらえてあった。
寺田寅彦 旅日記から(明治四十二年) 青空文庫
作例 · 標準
地層から小さな岩片が発見され、その地域の歴史が明らかになった。
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登山道には、雨で流されてきた岩片が散乱している。
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火山噴火によって飛び散った岩片が、広範囲にわたって見つかったそうだ。
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