流民
るみん異読 りゅうみん
名詞
標準
refugees
文例 · 用例
この狐狸の巣窟を発いて初めて拓いたのが三ツ家の漂流民だと伝えている。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
一九四〇(昭和十五)年 活動の中心を雑誌『現代文学』に移し、「偶成詩集」(一月号)「逍遥詩集」(三月号)「流民詩集」(四月号)「通信詩集」(六月号)など多数の作品を発表。
— 短歌集 『小熊秀雄全集-1』 青空文庫
なお、没後七年を経過した一九四七(昭和二十二)年、生前すでにまとめられていた『流民詩集』が三一書房から刊行された。
— 短歌集 『小熊秀雄全集-1』 青空文庫
漂流民族主義はファシストや日本ファシズムに淵源を有つのだから、この事情だけで即ち「ファッショ化」と銘打たれるのだ。
— 戸坂潤 『社大党はファッショ化したか?』 青空文庫
高野岩三郎氏が死去されたのちNHKの会長となった古垣鉄郎氏は、英語もフランス語も達者であろうし、行儀がいいことが必要な時と場合の分別もあり、貴族院議員だったし、文化人であろうけれども、NHKは、新会長によって会長流民主化におかれざるを得ない。
— 宮本百合子 『「委員会」のうつりかわり』 青空文庫
或は最初の文化的な交流というものは、概してこういう漂流民を通じてなされたのであろう。
— 金史良 『玄海灘密航』 青空文庫
両親は、寛永の昔サガレンに流れ寄った漂流民、それから、イルツクの日本語学校で育った儂たちだ。
— 小栗虫太郎 『紅毛傾城』 青空文庫
これはおそらく諸国を転々してゐた流民の最後です。
— 折口信夫 『無頼の徒の芸術』 青空文庫
作例 · 標準
戦争によって家を追われた多くの流民が、国境付近の収容施設に押し寄せている。
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「飢饉が続く中、食料を求めて都市へと流れ込む流民の数は増える一方だった」
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彼らは定住の地を持たない流民として、各地を転々としながら細々と暮らしている。
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