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見せ金

みせがね
名詞
1
標準
displaying money (to prove that one actually has it)
文例 · 用例
岩城源造は老人といふばかりでなく、至つて金放れが悪い奴と目され、何処の「カフエー」でも、見せ金を示さぬうちは決して媚を呈さず、彼の甘言になど乗る女は絶無であるといふことだつた。
牧野信一 老猾抄 青空文庫
最初の見せ金には本物を見せて油断させ、それから贋金をまぜて出すのである。
妖狐伝 半七捕物帳 青空文庫
「濱町の石置場から見せ金の積りで五十兩持つて來たが、死骸と一緒に置くわけには行かないし、檢印が無いから急には捨てる場所も思ひ付かない。
蝉丸の香爐 錢形平次捕物控 青空文庫
「浜町の石置場から見せ金の積りで五十両持って来たが、死骸と一緒に置くわけには行かないし、検印がないから急には捨てる場所も思い付かない。
蝉丸の香炉 銭形平次捕物控 青空文庫
渡米労働者なら見せ金って奴ですな、卒業証書は。
佐々木邦 親鳥子鳥 青空文庫
作例 · 標準
「彼は高級車を乗り回して見せ金とし、いかにも事業が成功しているかのように装った。」
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「会社を設立する際、一時的に借りたお金を資本金として偽る見せ金は違法行為にあたる。」
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「怪しい投資セミナーの講師が、カバンいっぱいの札束を見せ金として机に並べた。」
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ウィキペディア

見せ金(みせがね)とは、会社の発起人または取締役が、払込取扱金融機関以外の者から借入をして、これを払込金として現実に払込取扱金融機関に払い込み、設立登記後または新株発行の変更登記を終了すると直ちに払込金を引き出して借入金に返済する行為のこと。預合と異なり見せ金は、会社法で直接の禁止規定がないがこの払込みを有効とするか無効とするかについては、学説が割れている。したがって、そのような架空の増資を登記すれば公正証書原本不実記載罪(刑法157条)に問われる。税務的には、貸付金に返済される見込みがなく、いつまで回収されないようであれば、出資者に対する賞与として認定され、課税される可能性がある。

出典: 見せ金 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0