幻辞.com

毳立つ

けばたつ
動詞
1
標準
文例 · 用例
寝すごした朝すぐろな壺のもものはな、ただ投げ挿した枝の秀に、青くチヨピリと葉が萠えて、いつか毛ばだつ蕋のつや。
北原白秋 第二海豹と雲 青空文庫
わたしのあをじろむ指のさきからにげてゆく月夜の雨、毛ばだつた秋の果物のやうなふといぬめぬめとした頸をねぢらせ、なまめく頸をねぢらせ、秋のこゑをつぶやき、秋のつめたさをおさへつける。
大手拓次 藍色の蟇 青空文庫
毳立つ(けばたつ) — 幻辞.com