川並
かわなみ
名詞
標準
文例 · 用例
川並人夫のあやつるところの長柄の鳶に、その手心は似ているにちがいない。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
大沼喜三郎を先頭とする数人の川並らは水をたたいてこれに応じた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
大沼喜三郎らの川並も次の仕事にうつらねばならなかった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
」「川並林太郎というの。
— 下村千秋 『あたまでっかち』 青空文庫
愛知川の上や」「愛知川やったら、川並山へ登らな見えやへんわ」 しかしその翌朝から、たつは母に叱られ通しである。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫
川並の三次郎(五十歳近い)が、角材の下に転木――二本か三本――を入れ、その歪みを正しながら「ようッこのウ」と音頭をとっている。
— 長谷川伸 『中山七里 二幕五場』 青空文庫
三次郎の使用した鳶口の付いた竹棹――それは川並専用の道具――は、立木にもたせ掛けてある。
— 長谷川伸 『中山七里 二幕五場』 青空文庫
川並の藤助、金造その他は鳶口棹を角材に打ち込み、三次郎の取る音頭の、ようッこのウを受けて「よう」と曳いている。
— 長谷川伸 『中山七里 二幕五場』 青空文庫