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絵羽

えば
形容詞-語幹名詞
1
標準
figured
文例 · 用例
床と云わず、四方の壁と云わず、あらゆる反物の布地の上に、染めと織りと繍いと箔と絵羽との模様が、揺れ漂い、濤のように飛沫を散らして逆巻き亘っている。
岡本かの子 河明り 青空文庫
」 三十分するかしないうちに、海松房模様の絵羽の羽織を着た葉子が、廊縁の籐椅子にかけて、煙草をふかしている彼のすぐ目の下の庭を通って、上がって来た。
徳田秋声 仮装人物 青空文庫
そこへ真白に塗った小夜子が、絵羽の羽織を着て嫻やかに入って来た。
徳田秋声 仮装人物 青空文庫
」 葉子は書く仕事を持っていることに、何か優越を感ずるらしく、庸三が頷くと、じきに玄関口の電話へ出て行って、これも新調の絵羽の羽織や原稿紙などを、自動車で持って来るように、近所の下宿屋を通して女中に吩咐けた。
徳田秋声 仮装人物 青空文庫
やがて絵羽の羽織を引っかけ、仏蘭西天鵞絨のコオトに黒の狐の衿巻を肩に垂れた小夜子とハイヤアのクションに納まったが、庸三は何だか進まないような気がした。
徳田秋声 仮装人物 青空文庫
ところが、そうと定りますと、私への御祝儀としてでございましょうか、美しい島原模様に染め上げた、絞縮緬の振袖と、絵羽模様の長襦袢、それに、絞塩瀬の丸帯から、帯じめ、草履にいたるまで、すっかり揃えて下さったのでございました。
酒井嘉七 両面競牡丹 青空文庫
――まくら雪洞の、蒼白い、にぶい光の中に、じっと坐ったまま消えいりそうな女の姿、顔から、あたま、着ている着物、島原模様に染め上げた、絞縮緬の振袖と、白く細い手くびに見える絵羽模様の長襦袢それに、絞塩瀬の丸帯から、大きく結んだしごきまで、何からなにまで、わたくしに相違はございません。
酒井嘉七 両面競牡丹 青空文庫
絵羽の羽織はそれからずつと後のものだつた。
片山廣子 よめいり荷物 青空文庫
作例 · 標準
その着物は、光沢のある絹地に繊細な絵羽模様が織り込まれていた。
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訪問着には、裾などに大胆な絵羽模様が描かれていることが多い。
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この生地は、絵羽のようにも見える独特の織り柄が特徴です。
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2
標準
figured haori (coat)
作例 · 標準
「この羽織、柄がとても華やかでいいね!」「ありがとう。これは絵羽っていう、全体に模様がついた仕立てなんだ。」
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古い着物についていた絵羽の羽織を、母が大切に保管していた。
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「わあ、この振袖、絵羽の染めが美しいね!」
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