一佐
いっさ
名詞
標準
colonel (JASDF, JGSDF)
文例 · 用例
その料理屋には、神前挙式場も設備せられてある由で、とにかく、そのほうの交渉はいっさい小坂氏にお任せする事にした。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
」と鷹見がうなるように言いましたが、鸚鵡はいっさい平気で、「お玉さん」「人をばかにしている!
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
二 私はそのころ下宿屋住まいでしたが、なにぶん不自由で困りますからいろいろ人に頼んで、ついに田口という人の二階二間を借り、衣食いっさいのことを任すことにしました。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
それは食扶持いっさいむこう持ちで月給が七円だというのです、それでからだを動かすことはあまりないというんですから、さっそくそれに決めたのです。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
ここで毎日こうして次の論文の原稿を書いていたのかと思って、その一枚を取り上げてなんの気なしにながめていたら、N教授がそれに気づくと急いでやって来て自分の手からひったくるようにそれを取り上げてしまった、そうしてボーイを呼んでその原稿いっさいを紙包みにしてひもで縛らせ、それを領事に手渡しした。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
「だが、それはいっさいの秘密の行法で、うっかり口外すると一年|経たねえうちに命がなくなると嚇かされているので、誰もはっきりと云うものがねえそうです。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
式部が掛け合いのことはお豊ひとりの胸に秘めて、店の者にはいっさい秘密にしてあったのであるが、もう斯うなっては匿しても隠されないので、お豊は番頭どもを呼びあつめて、その秘密を打ちあけた。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
それは花や月その他いっさいの具象世界のあまりに取り止めどころのないたよりなさである。
— 寺田寅彦 『相対性原理側面観』 青空文庫
作例 · 標準
「一佐、司令部からの入電です。至急確認をお願いします」
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彼は陸上自衛隊の一佐として、災害派遣現場の指揮を執っていた。
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制服の肩に輝く一佐の階級章が、彼の長年の献身を物語っている。
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