平作
へいさく
名詞
標準
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文例 · 用例
○寺島の渡は寺島村なる平作河岸より橋場の方へ渡る渡なり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
平作河岸とは大川より左に入りて直に堤下に至る小渠に傍へる地をいふ。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
平作河岸より下流に、また桜組製革場に沿ひて堤下に至るの小渠あり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
芝居でやる伊賀越の沼津の平作が腹を切つたは東海道でなく、この甲州街道を使つてあるさうだ。
— 若山牧水 『沼津千本松原』 青空文庫
しかしこの問屋場に係り合のない人足で、彼の伊賀越の平作のように、村外れや宿はずれにうろ付いて客待をしている者の中には、所謂雲助根性を発揮して良くないことをする奴もありました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
それでもまだ人数が不足であったとみえて、宿はずれに網を張っている雲助までも呼びあつめて来たので、今宮さんの人足三人のうちにも平作の若いようなのが一人まじっていました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
なにしろかい助という変な名ではお話が仕にくいから、仮りに平作と云って置きましょう。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
彼の平作は鎧櫃をかつぐことになりました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
作例 · 標準
今年は台風の直撃もなく、日照時間も適度にあったため、この地域の稲の収穫量は例年通りの平作となる見込みだ。
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冷害で大凶作だった昨年に比べれば、今年は平作に戻っただけでも農家にとっては十分にありがたいことだった。
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農業試験場では、気候変動に左右されず、常に平作を維持できるような病気に強い大豆の新品種開発に取り組んでいる。
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