二の町
にのまち
名詞
標準
inferior
文例 · 用例
今の僕には女優問題などは二の町のことで、もう、とっくに、僕というものは吉弥の胸に融けてしまっているのではないか?
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
その灯に照らし出されたのは、二十一二の町人風の男と、新宿あたりの女郎らしい二十歳前後の仇めいた女であった。
— 青山の仇討 『半七捕物帳』 青空文庫
黒船町へ来ると、町が少し下って二の町となる。
— 名高かった店などの印象 『幕末維新懐古談』 青空文庫
「奥さんも、顔は少々二の町だけれど、派手な訪問着なんか着て、この人はただ人柄がいいというだけのものなの。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
二君の博学は感服の至りなれども博学だけにては余り難有くもなし、勿論こはくもなし、然るに奇なるかな世人は此博学の人々を学者なりとてエラク思ひ、学問は二の町なれど智慧才覚ある者を才子と称して賞讃の中に貶す。
— 山路愛山 『明治文学史』 青空文庫
しかし事実は、バアトン氏の計算は、国全般に適用しているけれども、フィラデルフィア市とその他確かに健康状態のよくない一、二の町や村から得てきたものなのである。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
きりょうは二の町だが、男を男とも思わないところが面白いんだそうで、両国では先ず人気者でしょうね」「もう一人あったじゃないか」「祭という娘でしょう。
— 腰抜け彌八 『銭形平次捕物控』 青空文庫
三十二 二人が火事場の模様を話して聞かせるところによると、延焼区域は一の町、二の町、三の町、目ぬきのところをすっかり。
— 勿来の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
彼はどんな役割でも、二の町だとは思わなかった。
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この商品は、他社の製品に比べて二の町とは言えない品質だ。
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主役を支える二の町のような存在だが、彼がいなければ成り立たない。
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