純良
じゅんりょう
形容動詞名詞
標準
pure and good
文例 · 用例
この法で得た銅は非常に純良である事は勿論である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
羞恥心ではなく、或る内氣な、純良な、感じ易い、一言で言へば「いぢらしき心根」だ。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
私の聞いたところでは、純良な砂糖に少量の水を加えて鍋の中で溶かしてどろどろした液体とする。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
国民の大多数はやはり純良種の日本人であって米の飯とたくあんを食い、われら固有の民謡をうたい、われらの踊りを踊っている。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
世の中の酸いも甘いも味わい尽した人の、確実な性格の裏付けの上に、なお純良性が残り、素朴性が保留されている、そういう性格の味わいの現れが本当の尊い童心であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」 純良な青年の井深君は、不良少女と云うものは実におそるべきものであると感じた。
— 渡辺温 『少女』 青空文庫
だがその神神もまた、さうした貧しい純良な人と共に、都會の裏街の露路の隅や、田舍の忘られた藪陰などで、侘しくしよんぼりと暮して居るのだ。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
民衆は一のいじらしく、純良なる、しかしながら憐れむべき貧民の子供である。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
作例 · 標準
厳しい品質管理のもと、厳選された最上級の原料だけを使って作られた純良な製品を皆様にお届けします。
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その山あいの地方で採れる湧き水は極めて純良で、雑味がないため古くから最高級の酒造りに適してきた。
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純良な素材が持つ本来の繊細な持ち味を殺さないよう、料理の味付けは塩と出汁だけの最小限に留めた。
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標準
good-natured
作例 · 標準
飼われている犬たちは皆、穏やかで純良な気質を持っており、近所の子供たちの絶好の遊び相手になっている。
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街の純良な市民たちが、自分たちの生活も大変な中、ボランティアとして災害復旧活動に連日従事している。
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彼女の隠し立てのない純良な心根は、初対面の相手をも和ませる、その優しく柔らかな微笑みに表れている。
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