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千軍万馬

せんぐんばんば
名詞
1
標準
(having experienced) many battles
文例 · 用例
千軍万馬を往来した将軍の風格、狂瀾怒涛に慣れた老船頭の態度等に現わるる、犯すべからざる姿態の均整と威厳は、見る人々に言い知れぬ美感と崇高感を与える。
夢野久作 能ぎらい/能好き/能という名前 青空文庫
此勢に乗ぜよやと、張玉、朱能等、いずれも塞北に転戦して元兵と相馳駆し、千軍万馬の間に老い来れる者なれば、兵を率いて夜に乗じて突いて出で、黎明に至るまでに九つの門の其八を奪い、たゞ一つ下らざりし西直門をも、好言を以て守者を散ぜしめぬ。
幸田露伴 運命 青空文庫
金七が還っての報告によると、猿面冠者の北条攻めの有様は尋常一様、武勇一点張りのものでは無い、其大軍といい、一般方針といい、それから又千軍万馬往来の諸雄将の勇威と云い、大剛の士、覚えの兵等の猛勇で功者な事と云い、北条方にも勇士猛卒十八万余を蓄わえて居るとは云え、到底関白を敵として勝味は無い。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
何せ、こっちは千軍万馬の、……」 すこしお世辞が過ぎたのに気づいて下僚は素早く話頭を転ずる。
太宰治 家庭の幸福 青空文庫
千軍万馬を往来した将軍の風格、狂瀾怒濤に慣れた老船頭の態度等に現わるる、犯すべからざる姿態の均整と威厳は見る人々に云い知れぬ美感と崇高感を与える。
夢野久作 能とは何か 青空文庫
戦場|場数の豪の者、千軍万馬を往来した驍将の鼻には、どことなく荒涼凄惨たる戦場の殺気を彷彿せしむべき或るものがあります。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
湖海の渺茫たる、山嶽の巍峨たる、大空の無限なる、あるいは千軍万馬の曠野に羅列せる、あるいは河漢星辰の地平に垂接せるが如き、皆壮大ならざるはなし。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
背広を着ているが、千軍万馬の軍人らしい風格、これが有名な「第二号の人」だった。
牧逸馬 戦雲を駆る女怪 青空文庫
作例 · 標準
彼は千軍万馬の猛者として知られ、どんな困難な状況でも冷静沈着に対処する。
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「ビジネスの荒波を乗り越えてきた千軍万馬の経営者から、直接アドバイスをもらった」
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今回のプロジェクトには、千軍万馬のベテラン勢が集結し、万全の体制で臨んでいる。
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