天盤
てんばん
名詞
標準
roof
文例 · 用例
あゝきみがまなざしの涯、 うら青く天盤は澄み、もろともにあらんと云ひし、 そのまちのけぶりは遠き。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
またその桔梗いろの冷たい天盤には金剛石[6]や青宝玉[8]のかけらまでごく精巧のピンセットできちんとひろわれきれいにちりばめられそれはめいめい勝手に呼吸し勝手にぷりぷりふるえました。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
天人の衣はけむりのようにうすくその瓔珞[13]の天盤からかすかな光を受けました。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
けれどもどうもおかしいことはあの天盤のつめたいまるめろに似たかおりがまだその辺に漂っているのでした。
— 宮沢賢治 『インドラ[※1]の網』 青空文庫
またその桔梗いろの冷たい天盤には金剛石の劈開片や青宝玉の尖った粒やあるいはまるでけむりの草のたねほどの黄水晶のかけらまでごく精巧のピンセットできちんとひろわれきれいにちりばめられそれはめいめい勝手に呼吸し勝手にぷりぷりふるえました。
— 宮沢賢治 『インドラの網』 青空文庫
天人の衣はけむりのようにうすくその瓔珞は昧爽の天盤からかすかな光を受けました。
— 宮沢賢治 『インドラの網』 青空文庫
熱|瓦斯の検査中に被害を受けたものと見えて、直ぐ前の坑壁には切り離された発火坑の排気管が、針金で天盤の坑木に吊し止められ、踏台の上には分析用の器具が乱雑に置かれたままになっていた。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
係長はそれを見ると直ぐに黙ったまま天盤へ眼をやった。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
作例 · 標準
古いトンネルの天盤から、水がポタポタと落ちていた。
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鉱山内部の天盤は、落盤事故を防ぐために補強されている。
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洞窟の天盤には、鍾乳石が美しく垂れ下がっていた。
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