戦い取る
たたかいとる
動詞
標準
文例 · 用例
現実と云うものは、見て取られるものではない、戦い取るべきものだ。
— 豊島与志雄 『別れの辞』 青空文庫
或いは、自然という客観物をば相手の人間と競争して戦い取る時に理論の客観性が得られるのだと云ってもいい。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
しかし、自由というものが、他から与えられるものでなくて、自ら戦い取るべきものであるならば、完全な自由を得るためには完全に責任を果さなければならない、と考えた方がはるかに有意義なようである。
— 下村湖人 『青年の思索のために』 青空文庫
* 諸君、憐れな猿となってその日その日の露命を僅かに飼主のお情にすがってつなぐか、それ共永年の眠りよりさめて自ら鎖をたちきり自由解放の生活を戦いとるか、それは諸君自身の決心にある。
— 山本宣治 『猿の演説』 青空文庫