不成績
ふせいせき
形容動詞名詞
標準
poor result
文例 · 用例
そして尠くとも家の者のためには私の不成績は私の頭の悪いことであつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
その外、当時の同級生には今の美術学校長正木直彦、専門学務局長の福原鐐二郎、外国語学校の水野繁太郎氏などがあって、それ等の人はなかなか出来る方であったが、私達遊び仲間の連中は総て不成績で、漸次、是等の諸氏と席の方が遠ざかるばかりであった。
— 夏目漱石 『私の経過した学生時代』 青空文庫
堀久太郎は強いことは強いが、後に至って慶長の三年、越後の上杉景勝の国替のあとへ四十五万石(或は七十万石)の大封を受けて入ったが、上杉に陰で糸を牽かれて起った一揆の為に大に手古摺らされて困った不成績を示した男である。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
そしたら壁は腐った」 以上二話とも、あまり意気込んで程度を越した考えは、却って不成績を招くという道理の譬え話になるようである。
— 岡本かの子 『愚かな男の話』 青空文庫
自分の不成績を少しく恥ぢて一奮發して見る氣に成つた時のことだが、惡友を避ける爲めに在の百姓家の一間を借りて居た。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
その両親から沢山の寄付が学校にしてある関係から、学校側でも心配して、内密に欠席の理由を調べて見ると、そのお嬢さんと同性愛に落ちている生徒が、不成績で入学していないからであることがわかった。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
教え方は大体に厳重で、怠ける生徒や不成績の生徒はあたまから叱り付けられた。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
そういうわけで、初演が不成績であったためか、団十郎の「向井将監」はその後ふたたび舞台にあらわれることを封じられてしまった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
作例 · 標準
今学期は不成績な科目が多すぎて、このままでは奨学金の受給資格を失ってしまうかもしれない。
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彼はスポーツでは万能だが、勉強に関しては万年不成績で、先生たちを困らせている。
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昨シーズンの不成績を挽回すべく、チームはオフ期間に例年以上の猛練習に取り組んだ。
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