台板
だいいた
名詞
標準
bedplate
文例 · 用例
それが、多年の熟練の結果であろうが、はじめひょいと載せただけでもう第一近似的にはちゃんと正しい位置におかれている、それで、あとはただこの団塊をしっかり台板に押しつけ固着させるための操作を兼ねて同時にほんの少しの第二近似を行なうだけである。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
空地に向った右側は魚屋になって、店には鮟鱇を釣し、台板の上には小鯛、海老、蟹。
— 田中貢太郎 『春心』 青空文庫
『ガリ版文化史』のもう一人の著者、田村紀雄によれば、「堀井父子は、伝統的な染物法の一つ捺染法と型紙にヒントを得て、雁皮紙に蝋を塗布し、台板(ヤスリの原型)に鉄棒で孔をあけるという方法を考案した」と言います。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
「ようッ生きてたな、おやじ、有難え有難え」彼はよろよろと台板へのめりかかった、「――人間、生きてせえすりゃあこうして会えるんだ、おらあこれが嬉しくッてしょうがねえ、この、また会えるッてことがよ、そうだろうおやじ、有難え有難え」 そして「強いの」を注文して、ふと信吉をみつけて頓狂な声をあげた。
— 山本周五郎 『嘘アつかねえ』 青空文庫
曇った、なま暖たかいような晩だったが、信吉は「やなぎ屋」の台板へ凭れかかって、いい気持そうに酔っている松のきえんを、なんの感動もなく、聞いていた。
— 山本周五郎 『嘘アつかねえ』 青空文庫
昌平はふてたように、その店の中へはいり、長い台板に向って腰を掛けた。
— 山本周五郎 『七日七夜』 青空文庫
「おれはもうがまんがならないぞ、刀を返せ、こいつを斬ってしまう」「笑あせるな、出ろったら出ろ」 若い男は右手で燗徳利を掴み、立ちあがって台板越しに殴りかかった。
— 山本周五郎 『七日七夜』 青空文庫
昌平は腰掛と台板の狭い処でもがいた、起きられなかった。
— 山本周五郎 『七日七夜』 青空文庫
作例 · 標準
エンジンは、頑丈な鋳鉄製の台板にしっかりと固定されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
機械の振動を吸収するため、厚いゴム製の台板が使用された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
工作機械の精度は、その土台となる台板の平滑さに大きく左右される。
幻辭AI · gemini-2.5-flash