蕪菜
かぶな異読 かぶらな・カブナ
名詞
標準
turnip (Brassica rapa)
文例 · 用例
大根、桜島、蕪菜、朝鮮芋(さつま芋)、荒苧(里芋)、豌豆、唐豆(そら豆)、あずき、ささげ、大豆、なた豆、何でもあった。
— 堺利彦 『私の父』 青空文庫
汁は「すまし」にて椎茸と蕪菜の上に卵を一つ落しあり。
— 正岡子規 『明治卅三年十月十五日記事』 青空文庫
彼女の心は山のように蕪菜を積み重ねた流し許の方へ行った。
— 島崎藤村 『ある女の生涯』 青空文庫
青々と洗われた新しい蕪菜が見えて来た。
— 島崎藤村 『ある女の生涯』 青空文庫
蕪菜を煮る、やはらくてまことに年寄向。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
余念も無く蕪菜を洗ふ女の群の中に、手拭に日を避け、白い手をあらはし、甲斐々々しく働く襷掛けの一人――声を掛けて見ると、それがお妻で、丑松は斯の幼馴染の様子の変つたのに驚いて了つた。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
島根縣の邑智郡などでいふクキタチも、必ずしも薹に立つた菜だけでは無く、三月頃麻じりの畠に殘つて居る蕪菜を拔いて漬けて置くものゝことであり、もとは田植の頃の食物となつて居た。
— 柳田國男 『食料名彙』 青空文庫
島根県の邑智郡などでいうクキタチも、必ずしも薹に立った菜だけではなく、三月頃麻じりの畠に残っている蕪菜を抜いて漬けておくもののことであり、もとは田植の頃の食物となっていた。
— 柳田國男 『食料名彙』 青空文庫
作例 · 標準
採れたての蕪菜を浅漬けにして、夕食に出した。
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冬の畑で、雪をかぶった蕪菜が甘みを増している。
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蕪菜の葉は栄養満点なので、味噌汁の具にするのが好きだ。
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