すんな
すんな異読 すな
表現
標準
don't
文例 · 用例
「びくびくすんなよ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
「何だい、おじ/\すんなよ。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
……上衣無しで、座敷着の上へ黒縮緬の紋着の羽織を着て、胸へ片袖、温容に褄を取る、襲ねた裳しっとりと重そうに、不断さえ、分けて今夜は、何となく、柳を杖に支かせたい、すんなりと春の夜風に送られて、向うから来る姿。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
「そうだ――ああお銚子が冷めました、とこう、清葉が、片手で持って、褄の深い、すんなりとした膝を斜っかいに火鉢に寄せて、暖めるのに炭火に翳す、と節の長い紅宝王を嵌めたその美しい白い手が一つ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
令夫人は、駒下駄で圧えても転げるから、褄をすんなりと、白い足袋はだし、それでも、がさがさと針を揺り、歯を剥いて刎ねるから、憎らしい……と足袋もとって、雪を錬りものにしたような素足で、裳をしなやかに、毬栗を挟んでも、ただすんなりとして、露に褄もこぼれなかった。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
堤防を離れた、電信のはりがねの上の、あの辺……崖の中途の椎の枝に、飛上った黒髪が――根をくるくると巻いて、倒に真黒な小蓑を掛けたようになって、それでも、優しい人ですから、すんなりと朝露に濡れていました。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
贔屓目にも定枝の器量は姉の義枝とそんなに違いはしなかったが、ずんぐりと浅黒い義枝と比べて定枝はややましにすんなりと蒼白く、そういう談があってみればいまそれは透き通るように白いと、改めて見直されるぐらいだった。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
手足もすんなり伸びて、並んで立つと四尺八寸の義枝はあわれなほどひねしなびていた。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
作例 · 標準
「勝手に人の冷蔵庫を開けるなって言ってるだろ、そんなことすんなよ!」
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まだ怪我が治っていないんだから、無理な運動は絶対にすんなよ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
誰に対してもあんな失礼な態度はすんなと、厳しく釘を刺しておいた。
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