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疾く疾く

とくとく
副詞頻度ランク #36891 · 青空 0
1
標準
quickly
文例 · 用例
安養寺、言葉なく、「日頃のお馴染に疾く疾く首をはねられ候え」と云ったが、「汝は仔細ある者なれば先ず若者共のとりたる首を見せよ」と云った。
菊池寛 姉川合戦 青空文庫
余は斯の如き児を吾が家の後嗣として披露する能わず、疾く疾くこの児を抱きて親里に立ち去れ。
夢野久作 押絵の奇蹟 青空文庫
「やいやい加藤次、加藤次はいぬか、いう事を諾かぬ女郎奴らを、疾く疾く庭へ引き出だせ!
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
疾く疾く轆轤にかけてそれを形作れ。
ESSAIS DE MONTAIGNE モンテーニュ随想録 青空文庫
――わが君にも、疾く疾く、お身じたくを」 と、揃って礼をした。
吉川英治 源頼朝 青空文庫
疾く疾く、勘介の指図どおり諸所の部隊へ、陣立更えのこと、申し触れよ」有りや・無しや 川中島その日の緒戦は、上杉方の「車掛り」接触から始まったというもの、否、「車掛り」の陣形ではなかったというものなど、古来からこの事は、兵法家のあいだでも喧しく論議されている問題ではある。
吉川英治 上杉謙信 青空文庫
と、信玄が直感したせつなに、信玄が、原隼人正へ向って疾く疾くと味方の諸部隊へ伝令を急がせたのは、いうまでもなくそれに対する「変」を直ちに命じたのである。
吉川英治 上杉謙信 青空文庫
それに反し、ここの寡勢、いかに中川殿が勇猛なりとも、所詮、支えはならぬこと、――無念には候えど、疾く疾くお退きあって、他の味方内へ、お纏まりあるようにとの、お心遣いにござりますが……」「無用でおざる」 瀬兵衛は、きびしく顔を振って、その使者へ、こう返答した。
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
疾く疾く! 逃げないと追っ手に追いつかれてしまうぞ!」
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冬の冷たい風に吹かれながら、彼は疾く疾く家へ帰ろうと足を速めた。
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疾く疾く済ませてしまいなさい。もうすぐお客さんがいらっしゃるわよ」
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