白明
はくめい
名詞
標準
文例 · 用例
木山と石山の境は、やがて白明と暗霧の境界線であった。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
白明罪も汚れも一|斉に、花みだれ咲く森の奥、只だ吹上の水の下、ひたりて更にときながせ。
— 漢那浪笛 『小曲二十篇』 青空文庫
喜兵衛は暗闇と白明のあいだをさ迷っているようにみえた。
— 山本周五郎 『五瓣の椿』 青空文庫
「可憐なる八重山乙女」が白明井のほとりで歌う絶唱、宮古島の名もない詩人が八重山おとめを歌うた長い鄙歌共にこれを誦すれば、いよいよ南島の空がなつかしくなる。
— ――伊波文学士の『古琉球』に及ぶ―― 『南嶋を思いて』 青空文庫