立正
りっしょう
名詞
標準
文例 · 用例
わたくしだつて、これは脚本ではあるが「日蓮上人辻説法」を書く時なぞは、ずつと後の立正安国論を、前の鎌倉の辻説法に畳み込んだ。
— 森鴎外 『歴史其儘と歴史離れ』 青空文庫
日蓮の立正安国論はこの際に出たものである。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
マールブルクで知った人々には、大谷大学の鈴木弘氏、立正大学の守屋貫教氏、九州大学の四宮兼之氏、今は文部省にいる長屋喜一君があり、山下徳治君が来た。
— 三木清 『読書遍歴』 青空文庫
私は日蓮聖人の信者であるが、日蓮聖人が人類救濟のために説かれた「立正安國」の教えは、「主義によつて」「理想のために」行われる政治の最高の理想を示すものである。
— 石原莞爾將軍の遺書 『新日本の進路』 青空文庫
「立正安國」は今やその時到つて、眞に實現すべき世界の最も重大なる指導原理となり來つたのである。
— 石原莞爾將軍の遺書 『新日本の進路』 青空文庫
これが彼の『立正安国論』の依拠である。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫
五 立正安国論 日蓮は鎌倉に登ると、松葉ヶ|谷に草庵を結んで、ここを根本道場として法幡をひるがえし、彼の法戦を始めた。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫
終に止むなく勘文一通を造りなして、其の名を立正安国論と号す。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫