来る日
くるひ
表現名詞
標準
the coming days
文例 · 用例
この謎のような言葉の解釈を彼自身の口から聞く事の出来る日が来れば、それは物理学の歴史でおそらく最も記念すべき日の一つになるかもしれない。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
何箇月か何年か、ないしは何十年の後に、一度は敵国の飛行機が夏の夕暮れに烏瓜の花に集まる蛾のように一時に飛んで来る日があるかもしれない。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
今度の大地震の来る日までは。
— 寺田寅彦 『二科狂想行進曲』 青空文庫
(明治四十一年九月二十五日『東京朝日新聞』) 五 秋分 昨日まで北半球の上に照っていた太陽がまさに南半球へ越えんとして丁度赤道の真上に来る日である。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
田舎のどこの小さな町でも、商人は店先で算盤を弾きながら、終日白っぽい往来を見て暮しているし、官吏は役所の中で煙草を吸い、昼飯の菜のことなど考えながら、来る日も来る日も同じように、味気ない単調な日を暮しながら、次第に年老いて行く人生を眺めている。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
梢の隙間を洩れて来る日光が、径のそこここや杉の幹へ、蝋燭で照らしたような弱い日なたを作っていた。
— 梶井基次郎 『筧の話』 青空文庫
九天たかく存します神は、来る日も来る日も昼寝のみ、まったくの怠慢。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
旅のあいだは、来る日も来る日も、焼栗四つ、蜜柑二つ、干柿五つ、丸柿二つ、パン一つを役人から与えられて、わびしげに食べていた。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
作例 · 標準
来る日を信じて、今はひたすら努力を続けるのみだ。
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この大変な時期を乗り越えれば、きっと来る日があるだろう。
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来る日を楽しみに、皆で計画を立てた。
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