医学博士
いがくはかせ異読 いがくはくし
名詞
標準
doctor of medicine
文例 · 用例
かつてのかゝりつけの安斎医学博士の栄養説によると、台湾に住んでいてわざ/\内地米を取りよせて食っていた者があったそうだが、内地米が如何にすぐれていようともそんなのは栄養上からよくないそうである。
— 黒島傳治 『外米と農民』 青空文庫
……」「えゝ、しかし何は御不足でも医学博士、三角康正さんが、この一|行にお加はり下すつて、篤志とまでも恩に着せず、少い徳本の膝栗毛漫遊の趣で、村々で御診察をなすつたのは、御地に取つて、何よりの事と存じます。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
その後にまた麻布の伊藤泰丸氏から手紙をよこされて、前記原氏のほかに後藤道雄、青地正皓、相原千里等の各医学博士の鍼灸に関する研究のある事を示教され、なお中川清三著「お灸の常識」という書物を寄贈された、ここに追記して大泉氏ならびに伊藤氏に感謝の意を表したいと思う。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
当時自分のほかに先生から俳句の教えを受けていた人々の中には厨川千江、平川草江、蒲生紫川(後の原医学博士)等の諸氏があった。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
」 なふだに医学博士――秦宗吉とあるのを見た時、……もう一人居た、散切で被布の女が、P形に直立して、Zのごとく敬礼した。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
不時の回診に驚いて、ある日、その助手たち、その白衣の看護婦たちの、ばらばらと急いで、しかも、静粛に駆寄るのを、徐ろに、左右に辞して、医学博士秦宗吉氏が、「いえ、個人で見舞うのです……皆さん、どうぞ。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
伊部は二十五歳で医学博士になったくらいの秀才で、酒も煙草も飲まぬ、いわゆる品行方正の男だったし、勤務先の阪大病院でもまず相当な給料を貰っていたから、高利貸に金を借りるような生活はまるで想像も出来なかった。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
塀にも屋根の上にも一ぱいに専門の皮膚、泌尿科を麗々しく広告している医学博士。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
作例 · 標準
医学博士の田中先生による「最新の癌治療研究」に関する講演は、多くの参加者の関心を集めた。
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新薬の開発には、長年の研究と複数の医学博士が携わった。
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この論文は、著名な医学博士らが共同で執筆したもので、学術界で高く評価されている。
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当院では、心臓外科の専門医として医学博士号を持つ山田医師を新しく迎えました。
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