荒地野菊
あれちのぎく異読 アレチノギク
名詞
標準
flax-leaf fleabane (Conyza bonariensis)
文例 · 用例
すると向こうから、姫苦蓬や荒地野菊の雑叢の間を、静枝が此方ヘ歩いて来るのだった。
— 佐左木俊郎 『接吻を盗む女の話』 青空文庫
荒地野菊が地肌を掩い、姫昔蓬が麻畠のように暗い林になって立った。
— 佐左木俊郎 『都会地図の膨脹』 青空文庫
……“Natural nonsense”雑草のたたかひ――荒地野菊のたくましさポピーの弱さ 五月廿一日 晴。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
雑草がやたらにはびこる、荒地野菊ののさばりざまはどうだ。
— 昭和十三年 『旅日記』 青空文庫
彼はかすかな旅情らしいものが、濃くあたりに漂っているあれちのぎくの匂いに混じって、自分の心を染めているのを感じた。
— 梶井基次郎 『ある崖上の感情』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日荒地野菊について考えている。
荒地野菊という言葉は日本語で重要だ。
彼は荒地野菊の意味を理解している。
この文には荒地野菊が含まれている。