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忠恕

ちゅうじょ
名詞
1
標準
sincerity and consideration
文例 · 用例
思うに我が聖賢伝来の道は、「正心誠意」『大学』というのも、「忠恕」『論語(里仁十五)』というのも、名付け様によって様々であるが、つまりは人本来の素直で美しいところを以って、素直に美しく物事に応じて行くまでで、仏教のように人を超え、キリスト教のように人を卑いとするものではない。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
その忠恕仁愛には温かい春のようなものがあり、老子が聡明高達の一味で、やや冷淡であるのとは異なる。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
孔先生の道とされるところの大精神は、一ツは仁で、もう一ツは忠恕である。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
そして親・義・別・序・信は忠恕の現れで、忠恕は仁と表裏をなすものである。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
しかしながら後の文に、「曽子|曰く、先生の道は忠恕のみ」とあって、忠のみとか、恕のみとか、または誠のみとかであれば、一とあるのに能く対応するのであるが、忠恕と二字を以て答えているので、対応しない感じがしないでもない。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
その言葉に云う、「孔子言う、吾道は一以って之を貫くと、曽子云う、忠恕のみと、であれば即ち一貫は忠恕である。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
忠恕とは何か、自分を尽して他に対することである。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
自他共に善に従うことは、いかにも先王聖人の道に違い無いから、焦氏の説はもちろん経旨に合致しており、かつ又後の曽子の語の「忠恕」にもよく響応していて説得力があるが、要するに貫を通と看たところから思い付いて、筋道が通るように解り易すく説明しているのである。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
作例 · 標準
上司は部下に対し、忠恕の心を持って接するべきだ。
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論語には忠恕という教えが説かれている。
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彼の言動には、常に忠恕の精神が感じられた。
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