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動もすれば

ややもすれば
副詞
1
標準
being apt to
文例 · 用例
もしそれ秋の夕なんど天の一方に富士を見る時は、まことにこの渡の風景一刻千金ともいひつべく、画人等の動もすればこの渡を画題とするも無理ならずと思はる。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
同僚吉田|何某と共に近所へ酒を飲みに行つた帰途、冬の日も暮れかゝる田甫路をぶら/\来ると、吉田は何故か知らず、動もすれば田の方へ踉蹌けて行く。
岡本綺堂 雨夜の怪談 青空文庫
十九日、庚午、小笠原御牧の牧士と、奉行人三浦平六兵衛尉義村の代官と喧嘩の事有り、今日沙汰を経らる、此の如き地下職人に対し、奉行と称して恣に張行せしむるの間、動もすれば、喧嘩に及ぶ、偏に公平を忘るるの致す所なり、早く義村の奉行を改む可きの由仰出され、佐原太郎兵衛尉に付せらると云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
七日、癸卯、鷹狩を停止す可きの旨、諸国の守護人等に仰せらる、事度々厳命有りと雖も、放逸の輩、動もすれば違犯有るの旨、聞食し及ぶに依りて、此の如しと云々、但し所処の神社の貢税の事に於ては、制するの限に非ずと云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
春分以後夏至以前には、動もすれば漫りに腦を使つた人が、恰も其の時期に精神的疾患を發したり得たりするやうである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
植物にしても若い木は隨分甚だしい傷を負うても直に癒るが、老木が少し傷を負ふと、動もすれば枯れたがる。
幸田露伴 努力論 青空文庫
氣の張ること旺んに強きものは、動もすれば凝る氣になる。
幸田露伴 努力論 青空文庫
即ち鼻柱出現の第一の使命がその辺にあるために、こうした気分が動もすれば高潮して表現され易いのではないかと考え合わされまして、古人の研究の微妙さ又は鼻の表現研究の面白さに思わず一膝進めたくなる位であります。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
作例 · 標準
彼女は動もすれば、些細なことで落ち込んでしまう。
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動もすれば、人は自分の間違いを認めようとしない。
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このような状況では、動もすれば最悪の事態を想定してしまう。
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動もすれば(ややもすれば) — 幻辞.com