労する
ろうする
動詞-サ変-特殊動詞-自動詞
標準
to work
文例 · 用例
描写が下手だから苦労するのである。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
それでせっかくこんなに子供のように笑ったあとで、それから後のプログラムの名優達の名演技を見て緊張し感嘆し疲労するのは、少なくも今日の弛緩の半日の終曲には適しないと思ったので、すぐに劇場を出て通りかかった車に乗った。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
一方で家庭的には当時いろいろな不幸があったりして、心を痛め労することも決して少なくはなかったにかかわらず、少なくも自分の中にはそういうこととは係り合いのない別の世界があって、その世界のみが自分の第一義的な世界であり、そうして生きがいのある唯一の世界であるように思われたものらしい。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
けれども、衣服を買う事に於いては、極端に吝嗇な私は、これからもさまざまに衣服の事で苦労するのではないかと思う。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
予算から寄附金のことまで自分が先に立って苦労する。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
」「ははあ、なんぞ必ずしも多く労するを用いん。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
仰々しく馬車を走らして往来を妨げんは、老人の娑婆塞と後指指されんも憂たてし、髪切払いて仏に仕うる身の徒歩歩こそ相応けれ、つまりは腕車も不用なれど、家名に対してそうもならねば、止むことを得ず三吉の健脚を労するだに心苦しく思すとなむ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
何をそんなに苦労するかというと、僕は今まで簡潔に書く工夫ばかししていたので一回三枚という分量には困らぬはずだったのに、どうしても一回四枚ほしい。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
作例 · 標準
今回のイベントを成功させるために、彼女が裏でどれほど心を労してきたか、私たちスタッフは皆知っている。
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彼は新製品の開発に日夜骨を労し、ついに画期的な技術を完成させて特許を取得した。
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無益な議論にこれ以上言葉を労しても意味がないと判断し、彼は静かに席を立った。
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標準
to put to work
作例 · 標準
暴君は無意味な宮殿の建設のために多くの民を労し、国を疲弊させてしまった。
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徒らに兵を労するだけの無謀な作戦に、前線の指揮官は強く反発した。
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休日返上で部下を労するような旧態依然とした働き方は、とうに時代遅れだ。
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