金鯱
きんしゃち異読 きんこ
名詞
標準
golden shachihoko (ornament)
文例 · 用例
わたしは松葉君よりも足かけ四年おくれて、明治三十五年の歌舞伎座一月興行に「金鯱噂高浪」という四幕物を上場することになった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
かねて條野採菊翁と私の三人合作で書いてみようと云っていた「金鯱」というものがあるので、鬼太郎君は其の筋立てをすぐに話すと、井上氏はそれを書いて見せてくれと云った。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
その名題は岡君と相談の上で「金鯱噂高浪」と据えたのである。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
金鯱で有名な天主閣は、加藤清正が自分が請うて、独力で経営したものであって、八方正面を眼目とし、遠くは敵の状況を知り、近くは自軍の利便を摂する、完全無欠の建築であった。
— 国枝史郎 『天主閣の音』 青空文庫
金鯱は棟の両端にあった。
— 国枝史郎 『天主閣の音』 青空文庫
「金鯱が泣くのではあるまいかな?
— 国枝史郎 『天主閣の音』 青空文庫
石子伴作が金鯱調べに、名古屋城内へ入り込んだことも、まんざらの嘘では無いということも、或る名古屋の老人から聞いた。
— 国枝史郎 『天主閣の音』 青空文庫
しかし四百機の来襲で、金鯱の名古屋城天守閣も焼失した。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
ウィキペディア
金鯱(きんしゃち、きんこ、きんのしゃちほこ)は、金色に装飾を施した鯱のことである。
出典: 金鯱 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0