双翼
そうよく
名詞名詞-の形容詞
標準
both wings
文例 · 用例
然れども斯の如き狭屋の中には、味もなき「義務」双翼を張りて、極めて得意になるなり。
— 北村透谷 『人生に相渉るとは何の謂ぞ』 青空文庫
亀が確実な脚を持つといふ理由から、鷲の双翼を断つとは、これものゝ道理であらうか。
— 牧野信一 『嘆きの谷で拾つた懐疑の花びら』 青空文庫
彼女は、荒んだ心と、処女としての新鮮さと、未亡人としての妖味とを兼ね備えた美しさと、その美を飾るあらゆる自由とを以て、何時となく、世間のあらゆる男性の間に、孔雀の如く、その双翼を拡げていた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
この青雲の帝王も、足どりふらゝ、拙くも、あはれ、真白き双翼は、たゞ徒らに広ごりて、今は身の仇、益も無き二つの櫂と曳きぬらむ。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
この青雲の帝王も、足どりふらゝ、拙くも、あはれ、眞白き双翼は、たゞ徒らに廣ごりて、今は身の仇、益も無き二つの櫂と曳きぬらむ。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
彼女は、荒んだ心と、処女としての新鮮さと、未亡人としての妖味とを兼ね備へた美しさと、その美を飾るあらゆる自由とを以て、何時となく、世間のあらゆる男性の間に、孔雀の如く、その双翼を拡げてゐた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
彼は、群を離れたる鴻雁なれども、猶万里の扶揺を待つて、双翼を碧落に振はむとするの壮心を有す。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
彼にいわすれば、ドイツとフランスとは、たがいに相補って欧州文明の双翼となるべきものであった。
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
作例 · 標準
伝説の鳥は、夕日を浴びて双翼を広げた。
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龍の双翼が空を切り裂き、大地に影を落とした。
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彼の双翼は、想像力の羽ばたきを象徴している。
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