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沢瀉

おもだか異読 オモダカ
名詞
1
標準
threeleaf arrowhead (Sagittaria trifolia)
文例 · 用例
沢瀉久孝博士をして「何デー」「何デー」「ナンデイ」「ナンデイ」「ナニヲ云ッテヤガルンデイ」、日の神の「日」という美しい言葉を持ちながら何を苦しんで「デー」などという紅毛の国のダミ言葉を使うのかと憤慨させるのも誠に道理がある。
九鬼周造 外来語所感 青空文庫
水色ちりめんのごりごりした地へもって来て、中身の肉体を圧倒するほど沢瀉とかんぜ水が墨と代赭の二色で屈強に描かれている。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
中央の池泉は水が浅くなり、渚は壊れて自然の浅茅生となり、そこに河骨とか沢瀉とかいふ細身の沢の草花が混つてゐた。
岡本かの子 夏の夜の夢 青空文庫
この分なら大丈夫じや」「今晩雨になるのも又一興だよ、ねえ、甘糟」 黒餅に立沢瀉の黒紬の羽織着たるがかく言ひて示すところあるが如き微笑を洩せり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
沢瀉や水あほひの緑葉は、次第に多くなつて行つた。
田山録弥 ある日の印旛沼 青空文庫
路に沿った長い汚ない溝には、藻や藺や葦の新芽や沢瀉がごたごたと生えて、淡竹の雨をおびた藪がその上におおいかぶさった。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
水浅黄に沢瀉の紋附の帷子、白博多の帯、透矢の羽織は脱いで飛ばぬ様に刀の大を置いて、小と矢立だけは腰にしていた。
江見水蔭 悪因縁の怨 青空文庫
安部氏の記録によると、沢瀉姫で気を吐いたとある。
折口信夫 市村羽左衛門論 青空文庫
作例 · 標準
例句