石人
せきじん異読 いしひと
名詞
標準
stone image of people
文例 · 用例
それから少し方面はちがうがあまり評判のよくなかった芋銭の「石人」などからも何事かを教えられた。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
聖像は流石人に敬を起さしめて、四圍の群衆忽ち跪けば、傀儡師も亦壇を下りて跪きぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
穿つこと僅に數尺にして石人現れければ、その工事は遽に止められき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
舟は漸く近づけども、二人は口に一語を發せず、その動かざること石人の如く、動くものは唯だ翁が手中の※のみ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
此寺はカルララの大理石もて、人の力の削り成しし山ともいふべく、月あかき夜に仰ぎ見れば、皎潔雪を欺く上半の屋蓋は、高く碧空に聳えて、幾多の簷角、幾多の塔尖より石人の形の現れたるさま、この世に有るべきものともおもはれず。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
南宋の淳煕三年金国へ往った大使の紀行『北轅録』にも〈趙州に至る、道光武廟を経て二石人あり、首路に横たわる、俗に伝う、光武河を渡らんと欲し、二人餉を致す、その蹤を洩さんと慮りすなわちこれを除く、またいう、二人に遇いて道を問うに答えず、怒ってこれを斬る、すでにして皆石なり〉とある。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
流石人のよい国民達も、初めて国防費の過大ということが国民にとって何を意味するかに気がついて来た。
— 戸坂潤 『思想議会たるを知れ』 青空文庫
悠々風景 中山陵や明の孝陵や石人石獣をみたり、紅葉がなかなかきれいであった。
— ――中支遊記―― 『余齢初旅』 青空文庫
作例 · 標準
古墳の入り口を守るように、力強い石人が対になって置かれていた。
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博物館の特別展では、縄文時代のユニークな石人が展示されていた。
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考古学者は、発掘された石人から当時の人々の信仰や文化を読み解こうと試みた。
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