幻辞.com

闇市

やみいち
名詞
1
標準
black market
文例 · 用例
かれはもう、絶望しかけて、夕暮の新宿駅裏の闇市をすこぶる憂鬱な顔をして歩いていた。
太宰治 グッド・バイ 青空文庫
「音に聴く大阪の闇市風景」などという注文に応じてはみたものの、いそいそと筆を取る気になれないのである。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
もっとも、珈琲といえば、今日の大阪の盛り場(というのは、既にして闇市場のことだが)には、銀座と同じように、昔の香とすこしも変らぬモカやブラジルの珈琲を飲ませる店が随分出来ている。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
といって、いたずらに驚いておれば、もはや今日の大阪の闇市場を語る資格がない。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
一個百二十円の栗饅頭を売っている大阪の闇市場だ。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
十二円にしてはやすすぎると思って、買おうとしたら、一個百二十円だときかされて、胆をつぶしたという人がいるが、それくらいのことに驚いて胆をつぶすような神経では、大阪の闇市場に一歩はいればエトランジェである。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
二「何でも売っている」 大阪の五つの代表的な闇市場――梅田、天六、鶴橋、難波、上六、の闇市場を歩いている人人の口から洩れる言葉は、異口同音にこの一言である。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
しかし、大阪の闇市場のことを書くとすれば、やはり猫の如く、杓子の如く、いや鸚鵡の如くこの紋切型に負けてしまうのだ。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
作例 · 標準
戦後の日本では、多くの闇市が活気に満ちていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
闇市で手に入れた品物は、正規の値段よりはるかに高かった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は情報収集のため、夜な夜な街の闇市を訪れた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash