味がする
あじがする
表現動詞-サ変-する
標準
to taste
文例 · 用例
自分は昨年|塩山の停車場で、白ペンキ塗の広告板に、一の宮郷銘酒「白嶺」と読んで、これは「雪の白酒」ではあるまいか、さぞ芳烈な味がすることであろうと思った、また他で製糸所の看板に、白嶺社とあるのを見て、この社の糸の光には、天雪の輝きがあろう、衣に織ったらばさぞ、と考えたことがある。
— 小島烏水 『雪の白峰』 青空文庫
この汁は丁度|椰子の汁のような味がするそうな。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
その時宅から持って行った葡萄酒やベルモットを試みに女中の親父に飲ませたら、こんな珍しい酒は生れて始めてだと云ってたいそう喜んだが、しかしよほど変な味がするらしく小首を傾けながら怪訝な顔をして飲んでいた。
— 寺田寅彦 『海水浴』 青空文庫
ああ、玉が溶けたと思う酒を飲んだら、どんな味がするだろうねえ。
— 泉鏡花 『紅玉』 青空文庫
(ただ一口試みられよ、爽な涼しい芳しい酒の味がする、)と云うに因って、客僧、御身はなおさら猶予う、手が出ぬわ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
何だか変な味がするもんですよ。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
「なにしろそっくり、あぶらののった、こひつじというところだが、さあたべたら、どんな味がするかな。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
塩っぱい味がする……重曹の味だけだ。
— 夢野久作 『狂人は笑う』 青空文庫
作例 · 標準
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