九谷焼
くたにやき
名詞
標準
Kutani ware (style of Japanese porcelain)
文例 · 用例
あれを見ると自分はいつでもドイツで模造した九谷焼きを思い出す。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
棚や煖炉の上には粗製の漆器や九谷焼などが並べてある。
— 寺田寅彦 『異郷』 青空文庫
しかし静な事は――昼飯を済せてから――買ものに出た時とは反対の方に――そぞろ歩行でぶらりと出て、温泉の廓を一巡り、店さきのきらびやかな九谷焼、奥深く彩った漆器店。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
その茶の間の一方に長火鉢を据えて、背に竹細工の茶棚を控え、九谷焼、赤絵の茶碗、吸子など、体裁よく置きならべつ。
— 泉鏡花 『化銀杏』 青空文庫
その傍に九谷焼の煎茶道具が置いてある。
— 森鴎外 『鼠坂』 青空文庫
そのしぐさだけでもう心得たように、すぐと運ばれたものは切り下げ髪なのに毎晩用いでもしているか、古九谷焼きの一式そろった酒の道具です。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
「これでやるか、――」 と長谷部大尉は、バスケットから九谷焼の小さい湯呑と、オランダで土産に買った硝子のコップとをとりだす。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
どうだ、長谷部」 一方は九谷焼で酒をうけながら、「ははあ、また貴様の口頭試問がはじまったな。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
作例 · 標準
金沢旅行のお土産に、美しい九谷焼の小皿を買った。
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この美術館には、貴重な九谷焼のコレクションがある。
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九谷焼は、その鮮やかな色彩と独特の絵柄が特徴だ。
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ウィキペディア
九谷焼(くたにやき)は、石川県南部の金沢市、小松市、加賀市、能美市で生産される、白い磁気の肌に豪華で美しい色絵を描いた磁器である。五彩手(通称「九谷五彩」)という色鮮やかな上絵付けが特徴である。また固くて丈夫である。
出典: 九谷焼 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0