悩乱
のうらん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
worry
文例 · 用例
若不順我呪 悩乱説法者頭破作七分 如阿梨樹枝如殺父母罪 亦如厭油殃斗秤欺誑人 調達破僧罪犯此法師者 当獲如是殃 と一心不乱、さっと木の葉を捲いて風が南へ吹いたが、たちまち静り返った、夫婦が閨もひッそりした。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
」と振向き状に、ぶつきら棒に立つて、握拳で、額を擦つたのが、悩乱した頭の髪を、掻※りでもしたさうに見えて、煙の靡く天井を仰いだ。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
また、うっかり注射でも怠ろうものなら、恐水病といって、発熱悩乱の苦しみあって、果ては貌が犬に似てきて、四つ這いになり、ただわんわんと吠ゆるばかりだという、そんな凄惨な病気になるかもしれないということなのである。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
意気張ずくで死んで見せように到っては、益々悩乱のほどが思い遣られる。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
はっと思うに毒や利きけむ、心身たちまち悩乱して、腸絞る苦しさにさては毒をば飲まされたり。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
ああ、恋しい人のふみを抱いて、私は心も悩乱した、姥、許して!
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
ちやうど、こどもが銭亀を見つけたやうに、水に泳がしたり、桶の椽に匍はしたり、仰向けにしてみたり、自分と同じ大きさの人間でないのが気になるのだ」 小布施は欧洲の桂子から精力的に書き寄越した新興画派の紹介なり、自説の感想なり、意見なりに、どの位悩乱され衝動されたか知れないのであつた。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
殿に金鉄の我が心も、波打つばかり悩乱をいたします。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
作例 · 標準
試験の結果を心配するあまり、彼は悩乱して眠れなかった。
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些細なことで悩乱する癖は、彼の精神的な負担となっていた。
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「ああ、どうしたらいいんだ!悩乱しそうだ。」と彼は頭を抱えた。
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