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中尊

ちゅうぞん異読 ちゅうそん
名詞
1
標準
central image (e.g. in a Buddha triad)
文例 · 用例
中尊寺〔二〕宮沢賢治白きそらいと近くしてみねの方鐘さらに鳴り青葉もて埋もる堂のひそけくも暮れにまぢかし僧ひとり縁にうちゐてふくれたるうなじめぐらし義経の彩ある像をゆびさしてそらごとを云ふ
宮沢賢治 中尊寺〔二〕 青空文庫
中尊寺〔一〕七重の舎利の小塔に、  蓋なすや緑の燐光。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
去ぬる年、中泉から中尊寺に詣でた六|月のはじめには、細流に影を宿して、山吹の花の、堅く貝を刻めるが如く咲いたのを見た。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
後に、奧州の平泉中尊寺へ詣でたかへりに、松島へ行く途中、海の底を見るやうな岩の根を拔ける道々、傍の小沼の蘆に、くわらくわいち、くわらくわいち、ぎやう、ぎやう、ぎやう、ちよツ、ちよツ、ちよツ……を初音に聞いた。
泉鏡太郎 木菟俗見 青空文庫
此処から中尊寺へ行く道は、参詣の順をよくするために、新たに開いた道だそうで、傾いた茅の屋根にも、路傍の地蔵尊にも、一々由緒のあるのを、車夫に聞きながら、金鶏山の頂、柳の館あとを左右に見つつ、俥は三代の豪奢の亡びたる、草の径を静に進む。
泉鏡花 七宝の柱 青空文庫
山道、二町ばかり、中尊寺はもう近い。
泉鏡花 七宝の柱 青空文庫
桜は中尊寺の門内にも咲いていた。
泉鏡花 七宝の柱 青空文庫
義貞は、途中尊氏の軍を破り、足柄箱根に尊氏、直義と戦つたが、官軍の一将が俄かに賊軍に応じたため、竹ノ下に大敗して潰走するに至つた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
作例 · 標準
寺院の本堂には、威厳のある中尊が安置されている。
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仏像の配置は、中尊を中心に左右に対称となっている。
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その仏像群の中でも、特に中尊の表情は見る者を惹きつける。
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