浄玻璃
じょうはり
名詞名詞-の形容詞
標準
fine crystal
文例 · 用例
こう、おいらの口は浄玻璃だぜ。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
紺地に金泥のごとく、尊い処へ、も一つの室には名も知れない器械が、浄玻璃の鏡のように、まるで何です、人間の骨髄を透して、臓腑を射照らすかと思う、晃々たる光を放つ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
かう、おいらの口は浄玻璃だぜ。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
」 さりげない夫人の言葉にも、浄玻璃の鏡をさしむけられたようにすべてを知っていられるのではないかと不安だった……。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
路地も壁も突抜けてそれッきり、どんぶり大川へでも落っこちたら、そこでぼんやり目を開けて一番地獄の浄玻璃で、汝が面を見てくれましょうと思ったくらいでした。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
透かし見通す清浄玻璃の。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
岩「あの浄玻璃の鏡に業の権衡は何うしました。
— 三遊亭円朝 『明治の地獄』 青空文庫
婆「業の権衡は公園にお茶屋が有りまして、其処に据付けて有りますが、皆さんが僕は地獄へ来てから体量が増えたなどゝ云つて悦んで居ります、浄玻璃の鏡は、ストウブを焚きます上に飾つてあります、縁だけ取換へて、娑婆の事が写る、僕は是だけ悪い事をしたなどと云つて在ツしやいます。
— 三遊亭円朝 『明治の地獄』 青空文庫
作例 · 標準
窓の外に広がる雪景色が、月の光に照らされて浄玻璃のように透き通って見えた。
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彼女が身につけている浄玻璃のペンダントは、わずかな光も捉えて美しく輝く。
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その滝の飛沫は、まるで浄玻璃の粒が舞っているかのような幻想的な光景を作り出した。
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標準
mirror found in hell in Enma's chamber that allows people to see their good and bad deeds
作例 · 標準
閻魔大王の前に引き出された亡者は、浄玻璃の鏡に映し出された生前の悪行に震え上がった。
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「隠し通せると思うな。浄玻璃にはお前の全ての嘘が映っているのだから」
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地獄の裁判では、この浄玻璃の鏡が証拠となり、次の行き先が決定されるという。
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