旗振り
はたふり
名詞
標準
flagwaving
文例 · 用例
これに伴う混乱を最小限にとどめようとすれば、やはり日本IBMは適当な旗振り役であろう。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
自分も酒に酔へばいつもあの通りに浮れて、あんな大はしやぎの旗振りになるのかと思ふと、真面目な人達に軽蔑されるのは無理もない――と私は思つた。
— 牧野信一 『心象風景』 青空文庫
それから高等学校の端艇競漕の時に旗振りの役を勤めたことがある。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
こんな風だから、辻々に立っている交通巡査や電車の旗振りでも、生やさしい事ではつとまらない。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
電車の旗振りの方は旗でさしまねくのだから、あまり眼には立たぬが、交通巡査は大抵白い手袋をはめて、手ぶらで交通を支配するのだから、その身体付きや手よう、眼ように自然と個性があらわれていて、小学生なぞが遠くから真似しているのをよく見受ける。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
ピットマンは公開状の中で、『DDJ』が旗振り役となっているホビイストによるソフトウエアの自主開発と交換も、かけ声倒れに終わってきていると批判していた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
宝石商も、革屋も、赤と青の旗振りも、同じ空気に酔っていた。
— 夏目漱石 『彼岸過迄』 青空文庫
身に合わぬダブダブのサージの古服を着、ぼんのくぼの痩せた毳立った首をしょんぼりと垂れ、影うすく、俯向き加減に坐っているようすというものは、さながな区役所の書記が失業して、このごろは踏切へ旗振りに出ていますといった体。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
作例 · 標準
信号のない交差点で、旗振り(はたふり)のボランティアが交通整理をしていた。
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運動会の玉入れ競技では、旗振り(はたふり)係の指示に従って生徒たちが動いた。
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彼は、子供たちに旗振り(はたふり)の安全教育を行った。
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